takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

【2025年10月2日(木)】本日のFX戦略ブログ(ポンド円・ドル円・ゴールド)

日々の相場分析

【2025年10月2日(木)】本日のFX戦略ブログ(ポンド円・ドル円・ゴールド)

おはようございます。
昨日もクロス円全体に下押しが入り、戻り売りが意識される一日でした。ポンド円は200円からの失速を引きずり、ドル円は147円台での攻防に移行。ゴールドは高値圏での推移が続いています。
本日も、チャートと決め打ちのレジスタンス・サポートを踏まえ、初心者の方にも再現しやすい立ち回りを整理していきます。

ポンド円(GBP/JPY)|戻りは売られやすい、下値の粘りを確認

現在価格:198.3 付近

ポンド円 チャート

200円からの反落後、短期は戻りに売りが出やすい地合いです。上方向は198.8・199.1・199.8が段階的な壁。特に198.8~199.1帯での失速が続くうちは、戻り売りの優位が保たれやすいと見ます。
下方向は197.8が当面の防衛ライン。ここでの反発有無が、短期の流れを左右します。ライン到達までは“待ち”、反応が出たところのみを拾うのが安全策です。

  • レジスタンス:198.8・199.1・199.8
  • サポート:197.8

ロング案: 197.8での下げ止まりを確認してからの反発拾い。利食いは198.8→199.1の順で刻む。
ショート案: 198.8~199.1での失速を確認して戻り売り。199.8接近は利食い優先、深追いはしない。

メモ: 数字に近づくほど注文が厚くなりブレが出ます。成行ではなく“ラインに引きつけた指値/確認後の成行”で、過度なスリップを回避。

ドル円(USD/JPY)|147円前半の土台を試す展開

現在価格:147.1 付近

ドル円 チャート

高値圏からの調整が進み、147円台での攻防へ。戻りは147.5・148.2・148.5が節目。147.5を超えられないうちは、戻り売りが機能しやすい地合いです。
一方で、下方向は146.3がサポート。ここを割り込むまでは“押し目としての機能”を意識できます。到達時は一度のタッチで結論を出さず、実体での割れ・戻しを丁寧に確認したいところ。

  • レジスタンス:147.5・148.2・148.5
  • サポート:146.3

ロング案: 146.3での反発確認後、147.5手前までの戻りを狙う短期回転。
ショート案: 147.5付近の失速を確認して打診売り。踏まれた場合は148.2到達前に一旦逃げ、引き直しで対応。

メモ: 戻り売りと押し目買いがぶつかるエリア。どちらかに偏らず、“ライン到達 → 反応を確認 → 小さく入ってすぐ逃げる”の順でリスクを制御。

ゴールド(XAU/USD)|高値圏キープ、利確と押し目の綱引き

現在価格:3857 付近

ゴールド チャート

上昇優位を保ちつつも、高値圏ゆえに利確が出やすい位置。上側は3900・3871が抵抗帯で、上抜けには一呼吸必要になりやすい価格帯です。
押し目候補は3800・3760。上昇方向を前提にしつつも、到達時はスパイク(長いヒゲ)に注意し、価格の落ち着きを待ってからのエントリーが有効です。

  • レジスタンス:3900・3871
  • サポート:3800・3760

ロング案: 3800または3760での反発を確認して分割で拾い、3871→3900で利食い分割。
ショート案: 3871~3900での伸び悩みを短期逆張り。利確は浅め、流れが続くと感じたら早めに撤退。

メモ: 高値圏では“取りに行く利幅を小さく、撤退は早く”。利確と損切りの幅を最初に固定しておくと、感情に流されにくくなります。

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※本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。売買判断はご自身の責任でお願いいたします。