takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

FX ポンド円 本日の相場分析 2021.10.12

日々の相場分析

ご訪問ありがとうございます。

ここでは日々のFXチャート分析をポンド円に焦点を当ててしています。
基本的に朝更新を心がけていますが、たま〜にサボる時もありますので、その辺はご愛嬌でお願いします。

それでは、本日の相場分析〜いってらっしゃい!

【日足】

エリオット波動(オレンジ)の5波が出現しそうな雰囲気になってきました。
(5波とは、3波の高値を超えたら5波という定義)
一旦は156円付近を目指して上昇しそうですね。
ただ、昨日の強い上昇があるので、一旦の調整をつけそうにも感じます。
そして1時間足単位でのエリオット波動が完成しているとも感じますので、
一旦の修正波を終えてからの再上昇に向かうのかどうか…ですね。

基本的に日足、4時間足、1時間足全てが上目線ですので、
押し目をつけたら買っていきたいところですね。
ただし、深追いは危険な感じもしますので、利確ポイントは昨日高値付近ですね。

そして、高値圏ですので乱高下には注意です。

現在はフィボナッチリトレースメント78.6%で上値を抑えられています。
ここから一旦の調整に入るのか?
それとも日足のエリオット波動5波がフェイラーで終わり、修正波に入るのか?というところです。

JXY(円指数)が安値更新をしていますので、一旦の反発を起こすのか
それとももう少し下げてから反発するのかがポイントと考えています。
今回のポンド円の上昇は円安によるものですので、円高に向かえばポンド円は下落すると考えています。
JXYはもう少し安値更新するかもしれませんが、そろそろ反発上昇ポイントに来ていますので、ポンド円もここからどんどん上昇するというよりは一旦の押し目をつけそうです。

【4時間足】

昨日の上昇は凄かったですね。
そろそろ下落するのか?と思いながらいつまでも上げ続けた感じです。

現在は一旦の節目にきていますね。
現在のポイントを上抜けると156円付近まで上昇すると考えています。
そして、156円を超えると168.4円まで上昇しそうです。
ただ、先ほども述べましたがどんどん上昇するイメージではないので注意が必要です。

ここから一旦の下落をすると考えると
今回の上昇に引いたフィボナッチリトレースメントの38.2%をまずは目指してくるのでしょうか。
ただ、上昇の勢いが強いので23.6%で反発して再度昨日の高値を超えてくる可能性もありますが、一旦のターゲットを達成したと考えると38.2%までは下落しそうです。

現在フィボナッチリトレースメントを2種類表示しています。
直近の上昇をN波と考え、A→B→C→Dと波が動いたとすると
ADでのリトレースメントと、CDでのリトレースメントを表示しています。

先ほどの38.2%はCDでのリトレースメントについてです。
そして、その付近は23.6%(ADのリトレースメント)とも重なりますので、
それなりに意識されそうなポイントです。
もし、ここを下抜けした場合は、38.2%(CD)と61.8%(AD)付近が大きな抵抗になると考えています。

【1時間足】

並行チャネルが意識されていると考えていましたが、
今は上抜けてきましたね。
ただ、このチャネル内に戻ってきた場合は再びチャネル下限を目指して下落するとも考えています。
その場合は、4時間足でもご説明しましたフィボナッチリトレースメントと合わせて反発ポイントを考えるのがいいと思います。
基本的には押し目買い、でも、週足単位での高値圏にありますので
ロングは短期で、ショートはエッヂの効いたポイントを探すのが◎ですね。

エリオット波動の5波は急激な上昇が見られることが多いです。
昨日の上昇はまさしくそれに見えますので、1時間足単位でのエリオット波動完成と見るのが妥当だと思いますが、もしかしたら日足のエリオット波動(オレンジ)もフェイラーで下落する可能性もあります。

ただ、JXYがもう少し下落余地がありますので、BXY(ポンド指数)が下落しなければポンド円はもう少し上値を追うかもしれませんね。

そう考えますと、本日一旦の調整下落後、再び156円付近まで上昇した後の下落…
と考えるのが妥当かなと思います。(個人的見解)

ですので、今は一旦の押し目を待つ。
そして、156円付近まで上昇したところではショート戦略ですかね。
ただ、昨日の高値を超えてきた場合は156円まで上昇する可能性が高いとは思いますが、エリオット波動終盤ですので、どこで下落するかわかりません。
ロングする場合は十分な注意が必要と考えています。

  • 1時間、4時間、日足全て上目線
  • ただし、日足のエリオット波動が完成に近づいているので高値掴みに注意
  • 基本的には押し目買いなので、昨日高値付近までを目処にトレードするのが◎
  • 昨日高値付近ではダブルトップ狙いのショート戦略、上抜けた場合は静観
  • 昨日の上昇に引いたフィボナッチリトレースメントで押し目を確認