takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

【FX 勉強会】ろうそく足を学ぶ〜トレンド転換の兆候を見つける方法〜

プチテクニック集

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ろうそく足を学ぶ

「ろうそく足を学ぶ」シリーズもすでに4回目ですね。
少しはろうそく足のこともわかってきたと思います。

ちょっとしたサインがチャートを形成する大きな要因になることがある。
これがろうそく足から学べることです。

チャートとはろうそく足の集合体です。
ろうそく足1本1本の特徴を掴めば、その先の未来を予測することも可能です。

相場で予想してトレードすることはダメです、ただし予測は必要だと考えます。
予測(未来の動きをイメージする事)ができないとシナリオが作れません。

シナリオが作れないということは、どこでエントリーしてどこで利確するかの想定ができない、ということです。
それはトレードをする上での致命的な欠陥になります。

予測に頼り切ることはダメですが、予測をしてトレードシナリオを立てられるように努力することは必要です。

トレンド転換の兆候とは

まず、トレンド転換とは…上昇から下落、下落から上昇へとチャートの動きが転換することを言います。
今まで上昇していたチャートがあるきっかけを境に下落に転じる。
その兆候をチャートで見つけられると一番いい場所でエントリーできますよね。

上昇→下落のてっぺんを狙えるなら、そこからの大きな下落に乗っていけます。

その方法はいろいろありますが、皆さんがよく知ってるのにダブルトップがあります。
これはチャートパターンと言って「〇〇のチャートパターンを作ると〇〇の動きをする」
というものです。

ろうそく足でも同じように「〇〇のろうそく足が出現すると〇〇の動きをする」というのがあります。
今回はその一つをご紹介します。

トレンド転換の兆候を見つける方法


図の赤矢印のろうそく足を見てください。
このろうそく足が出現した後のろうそく足は、赤矢印のろうそく足のひげ先をろうそく足の実体ベースで超えられなくなってます。
ひげでは上抜けていても実体では抜けられない。
これがトレンド転換の兆候です。

そしてその後にトレンド転換してます。

同じ考えで次のチャートを見てください。

こちらも同じです。
赤矢印のろうそく足のひげ先をろうそく足実体ベースで下抜けられなくなってます。
そしてその後トレンド転換してますね。

例えばこのチャートが4時間足だとすると、それ以下の時間軸ではなかなか気づけないと思います。
このチャートを見るからトレンド転換の兆候に気づけるのです。

いつも言ってますが、トレードする時間足だけ見ていてもダメです。
上位足のろうそく足やチャートの形がどうなってるのかもとても大切です。

今回はろうそく足の形だけでトレンド転換の兆候を見つける方法を解説しました。
どの時間足でも同じ考え方ができるので、ぜひ実践で見つけてみてくださいね。