takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

【FX 勉強会】ろうそく足を合わせる

プチテクニック集

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ろうそく足

チャート分析する際にろうそく足の形は大切です。
初心者の方はチャートの形やインジケーターのサインばかりに興味があるかもですが、
ろうそく足の形は基本中の基本なのでしっかり学んでおきたい項目ですね。

ググればいっぱい出てきますのでそれらを参考にしながら勉強すればいいのですが、実際のチャートでそれらを使いこなすとなるとなかなか難しいです。
また、ググって出てくるのは基本的な事ばかりで応用が効かないものばかりです。

今回は少し応用編を解説します。
サクッと読めるので隙間時間にスキルUPしていってくださいね。

ろうそく足の勉強の仕方

ろうそく足の形はチャート分析の基本ですが、どのように考えるか?が大切です。
例えば、大陽線が出現した場合は、もちろんその形も大切ですが、それが出現した場所も大切です。
当然大陽線だから、まだまだ上昇する可能性がありますが、高値圏で出現するとトレンド転換のサインにもなります。
単純に形だけを見るのではなく、出現場所にも注意が必要です。

ただ、それを考えると複雑な感じがして、なかなかろうそく足の勉強も進まないと思うので、
個人的におすすめなのが1分足のチャートを見て経験値を貯める事です。

1分足のチャートでトレードすることではありません。
ただただろうそく足の動きをひたすら追いかけてください。
1分足ならどんどんろうそく足が確定するので勉強になりやすいです。
それを目で見て次の動きをイメージしてみてください。
この形のろうそく足が出現すれば次はこういう動きをするんだ…
というのが自然とわかるようになります。

1分足でそれができれば、1時間足や週足などの他の時間軸でもろうそく足1本をみただけで、次の時間(週)の動きの想定ができるようになります。
もちろんそれだけでは不十分なので、インジケーターやチャートの形の分析も必要ですが、ろうそく足の形での次の動きがイメージできるようになると分析の幅が広がります。

ググればろうそく足の知識に関しては基本的なところは出てきます。
でもそれを実践に活かそうと考えるなら、まずは自分の経験値を高めることが必要です。

それを効率的に学びたい方は有料投稿を活用してくださいね。

ろうそく足を合わせる

まずは下のチャートを見てください。
ユーロドルの週足を3種類用意してます。
2024/9/1にスクショしてます。

まずはノーマルバージョンです。
黄色矢印を見てください。
左側の大陽線、右側の大陰線が特徴的です。
これが先ほど言ったことですね。

そしてここからが本題です。
次のチャートを見てください。


今の2本のろうそく足を合わせる(合体させる)と黄色のろうそく足のような形になるのがわかります。
つまり、今回の2週間分のろうそく足の持つ意味とは、「長〜い上ヒゲ陽線」だということです。

当たり前のことですが、1時間足のろうそく足がどうやってできてるのかを考えるとわかりやすいです。
1時間足は15分足が4つ合わさって形を形成してますね。
それと同じ考えで週足を考えると、日足が5本合わさったのが週足です。
そしてその週足が合わさって月足ができています。
それと同じ考え方をすればいいのです。

黄色矢印の大陽線と大陰線を合わせるとどんなろうそく足になるのかをイメージすると、上ヒゲが長いので、次の週は上値が重くなる、もしくは下落方向へ動きやすいことがわかります。

この考え方はもう少し応用ができます。


左の方の矢印のろうそく足をご覧ください。
今回は3本のろうそく足を合わせます。

緑矢印の陽線をピンク矢印の陰線2本で包んでますね。
つまり、その3本を合わせると長い上ヒゲ陰線になります。
その形が出現すると下落しやすいので、そのあとは下落してますね。

このようにろうそく足1歩から学べることも多いのですが、複数本合わせることによって新しいろうそく足の形をイメージして、
その先の動きの予測がしやすくすることも可能です。

X(Twitter)でもよく言いますが、『FXは知識です』
今回解説したことは、熟練のトレーダーなら誰でも知ってることです。
でも、初心者の方は知らない人も多いのではないでしょうか。

つまり、知ってるか知らないかでトレードにおける優位性は大きく変わってきます。
だから、知識をつけましょう、といつも言ってるのです。
たったそれだけです。
自分で探すか、自分で気づくか、誰かに教えてもらうか、誰かに気づかせてもらうか。
それが無料と有料の違いです。