FX中級編③|相場環境を“格付け”する思考法|やる相場・やらない相場の切り分け
FX中級編③|相場環境を“格付け”する思考法|やる相場・やらない相場の切り分け
前回(中級編②)では、
トレード判断の“軸”を1本にする考え方を整理しました。
その軸が定まった人が、
次に必ず身につけるべきなのが、
「そもそも、この相場はやる価値があるのか?」
という視点です。
今回は、
相場環境を格付けする思考法について解説します。
■ 勝てない原因は「下手」ではなく「相場選び」
多くの人は、
トレードがうまくいかないと、
「エントリーが悪かった」
「判断がズレていた」
と考えます。
しかし実際には、
そもそもやるべきではない相場で判断しようとしている
ケースが非常に多い。
中級者になるほど、
この相場選びが成績を左右します。
■ 相場はすべて同じ価値ではない
まず大前提として、
すべての相場は、同じ価値を持っていません。
どんなに知識や経験があっても、
- やりやすい相場
- 判断しづらい相場
- 触らない方がいい相場
は、必ず存在します。
これを同列に扱うと、
判断は一気にブレ始めます。
■ 相場環境を3段階で格付けする
中級者が使いやすいのは、
相場環境を次の3段階に分ける考え方です。
- A:やる価値が高い相場
- B:条件付きで検討する相場
- C:やらない相場
トレード判断は、
この格付けが終わってから始めます。
■ Aランク|やる価値が高い相場とは
Aランクに分類されるのは、
次のような特徴を持つ相場です。
- 流れが明確で方向が揃っている
- 勢いがあり、動きが素直
- 重要な価格帯で反応している
こうした相場では、
多少判断が遅れても、
致命的なズレになりにくい。
中級者がまず狙うべきは、
このAランク相場だけです。
■ Bランク|条件付きで検討する相場
Bランクは、
- 流れはあるが、やや弱い
- 方向は見えるが、迷いが残る
- 価格帯が中途半端
といった相場。
この場合は、
・軸が明確か
・無理をしていないか
を、より厳しく確認します。
少しでも迷いが出るなら、
Aランクを待つ方が正解です。
■ Cランク|やらない相場の見極め
中級者が最も大事にすべきなのが、
Cランクをきちんと避けること。
例えば、
- 方向感がなく、上下に振られる
- 勢いがなく、動きが汚い
- どの判断も後付けになる
こうした相場では、
どんなに考えても判断は安定しません。
「何もしない」が最善の環境です。
■ 格付けが先、エントリーは後
初心者〜初級者は、
どうしても
「入れるかどうか」
「どこで入るか」
から考えてしまいます。
中級者は逆です。
・まず相場を格付けする
・AかBでなければ考えない
この順番を守るだけで、
トレードの質は大きく変わります。
■ まとめ|相場を選べる人が、安定していく
- 勝敗よりも相場選びが重要
- 相場環境は3段階で格付けする
- Aランク相場を待つ
- Cランクは触らない
相場を選べるようになると、
トレードは一気に楽になります。
次回(中級編④)は、
「流れが強い相場・弱い相場の見分け方」をテーマに、
この格付けをさらに精度の高いものにしていきます。
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