takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

【FX 勉強会】損切りしない人の末路

FXトレーダーの考え方

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FXで一番大切なこと

FXで一番大切なことはリスク管理です。
これは誰もが知ってることだと思いますが、実際にそれを認識して、管理できてる人がどのくらいいるのか?
は疑問ですね。

僕のフォロワーさんや有料会員さんでもリスク管理ができていなくて退場していく人が少なくないです。
大きな損失を負ってしまって、メンタルやられて辞めていく人も過去にいました。

X(Twitter)でも口を酸っぱくして言ってるつもりですが、それでもいつか(値が)戻ってくるから大丈夫と思ってる人もいると思います。
今回はそんな人のために、FXはそんなにあまくない。という事実を突きつけます。

損切りをしない人の末路


図はポンド円月足です。
月足なので極端な例になりますが、このくらいFXは怖いということを知っていただければと思います。

まずチャートの左側は強い下落トレンドです。
260円付近から116円まで下落してます。
この動きを月足単位で見てると116円付近でもまだ下がるだろうと思ってショートエントリーしそうですよね。
でも結局そのあとは195円まで上昇してます。

その直前まで強い下落だったので、「まだ下がる」と思っていた人は直近の戻り高値の162円付近まで含み損で過ごすことになります。
普通に考えればありえないことですが、損切りをしないとそういう結果になる、ということです。
116円付近で仮に1万通貨でショートエントリーしていた場合、162ー116=46なので、46万円の含み損です。
10万通貨だと460万円の含み損です。

116円から195円までの上昇の仕方を見てもかなりの勢いで上昇してるのがわかりますね。
ほぼ押しを作らずに上昇してます。
損切りのタイミングを逃せば資金がなくなるまで損切りできそうもありません。

最近の話だと2024年7月のピンク矢印が208円、そこから下落して180円をつけました。
2ヶ月で28円下落してます。
その手前の緑矢印のところも数ヶ月で1600pipも下落してます。

特にポンド円は上下の振れ幅が大きいので上級者向け通貨ペアだと言ってますが、この動きを見てると損切りしないことの恐ろしさがよくわかると思います。
「ロングして含み損だけどいつか戻ってくるだろう」は儚い希望で終わります。

これらを見ても、損切りしないこと、損切りを設定しないことの恐ろしさがよくわかるのではないでしょうか。

損切りを習慣化するために

損切りをどこに設定するかは人それぞれです。
個人的には自分の上昇(下落)シナリオが崩れれば損切りするのが理想的ですが、わからない方はpip数や損失額で固定しておいてもいいと思います。
損切りをすると「損失が確定してしまう」ことに抵抗があると思いますが、損切りをしないとどこまでも損失額が増え続けます。
その結果、「早く損切りしておけばよかった」と後悔することもあるでしょう。

そんな後悔をしないためにも、適切なポイントで損切りをして無駄な損失を出さないようにすることが大切です。

損切りを習慣化するためには、『エントリーと同時に逆指値(損切り)を設定する』
これが絶対です。

損切りをうまくできる人がFXの勝ち組です。