takashi_FX channel Written by Takashi Aoyama

【FX 勉強会】エントリーポイントを検証する〜9/27急落後のドル円売りポイント〜

エントリーポイントを検証する

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自民党総裁選で荒れた円相場

久しぶりの「エントリーポイントを検証する」シリーズです。
しかも記憶の新しいうちに更新しようと、今週金曜日の自民党総裁選時のドル円急落を取り上げます。

基本的にこういうボラの高い時のトレードはお勧めしません。
チャートが乱れて分析がしにくいからです。

ただし、実際にエントリーしなかったとしても、今回の動きを次のトレードに活かすことは可能です。
今回のような大きな下落がまたいつ起こるかわかりません。
その時に、もしかするとチャンスが来るかもしれないので、過去検証はしっかりしておきましょう。

落ちるナイフは掴まない

ドル円15分足チャートです。
図の最高値からの下落が総裁選後の下落ですね。

まず、この急落に飛び乗るのは危険です。
落ちるナイフは掴むな、ですね。
なので、一度落ち切った後の戻り売りを狙います。

まず、下落し切ったのを待って、その下落にフィボナッチリトレースメントを引きます。
強い下落の場合、23.6%から再下落する可能性が高いです。
今回もちょうどそこで長い上ヒゲのろうそく足が出現してます。

そこから戻り売りを仕掛けてもいいのですが、今回は結局赤ラインで止められてますね。
このラインは1時間足の意識されるラインです。
もし赤矢印でショートすれば、赤ラインで下げ止まったのを確認して利確です。

その後は赤ラインが意識されてなかなか下落できずにいますね。
緑丸の揉み合いを作ってます。

ここで問題です!
この緑丸、何かの形を作ってますが…それは何でしょう??

答えは次の章で…。

どこでエントリーするか

図をご覧ください。
そうですね、ディセンディングトライアングルです。
この形を作ると下抜けしやすい、そういう三角形です。

この場合は、トライアングルの上限からショートをすることも可能です。
現在は15分足なので、もう少し時間軸を落としてショートエントリーポイントを探すのもありですね。

ただ、ディセトラを作ってることにどのタイミングで気づけるか…ですね。
タイミングよく気付ければディセトラ上限からエントリーができますが、気付けなければ下抜けてからの再下落についていくのが◎

赤ラインがずっと意識されてるので、緑矢印で下抜け後は再び赤ラインを試す可能性が高いです。
まずは、緑矢印での下落が直近の急落の安値(水色矢印)を明確に下抜けたのを確認する必要があります。
そして一度戻しをつけてからの再下落(オレンジ矢印)についていく。

ここでポイントは、オレンジ矢印より手前で二度赤ラインからの再下落をしてるのに安値更新できていない、というところです。
これは、横軸の調整です。
下落が急激すぎて、GMMAとの乖離があったので、それを埋めるための時間調整が必要だったのです。
だから、オレンジ矢印手前で赤ラインから下落しようとしても攻めきれなかった…ということですね。

こうやって過去検証をすることで、「自分ならどこでエントリーしたか」「気づかなかったエントリーポイントはどこか」
などを考えると、次からの経験値として蓄積されるので成長が早まります。

ぜひ、週末時間を利用して検証を積み重ねてくださいね。